平成19年制作 『ふるさと富山の偉人 石黒信由 ~江戸時代に精密な地図を作る~』
石黒信由(いしくろ のぶよし)は、江戸時代末期の和算家・測量家である。越中国射水郡高木村(現在の富山県射水市高木)に生まれ、加賀藩の命を受けて越中国・能登国・加賀国の測量を行い、「加越能三州郡分略絵図」ほか各郡絵図を提出した。これらの絵図は、現在の地図に非常に近いもので、当時としては最高の学問水準を伝えている。
今回制作した映像教材では、石黒信由の生涯と功績、江戸時代の測量方法を学ぶことのできる郷土映像教材を目指し、射水市新湊博物館の協力を得て、ハイビジョン動画ソフトとして制作した。
全国地域映像コンクール 総務大臣賞 受賞
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