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No.4-000 1 季節を感じる、とやまの年中行事 - とやまの年中行事

人々は、昔から生活の節目に、健康や安全、豊作、商売繁盛を祈り、先人を敬い様々な行事を行ってきた。行事をひとつ行うたびに季節の移ろいを感じた。
正月。新年の幸福を祈り寺社に参詣する。寺社では新年を祝い祭礼が執り行われる。
節分。立春を翌日に控えたこの日。まだまだ富山は冬。そんな中、邪を祓い、福を招く豆まきの声が響く。
子供の健やかな成長を祈り、3月の桃の節句には、女子のいる家庭で艶やかなお雛様が飾られる。5月の端午の節句には、男子のいる家々に鯉幟が泳ぐ。
梅雨から夏の盛り。稲の害虫や病気を払うため虫送りやネツオクリが行われ、願いや穢を託して七夕が行われる。
残暑の頃。盆を先祖とともに過ごすためオショウライの火が焚かれ、子供の加護を祈願して地蔵盆が行われる。
大掃除や正月飾りを済ませ、迎える大晦日。大祓えのために神社に行き、除夜の鐘を突きに寺に参詣する。
そしてまた、新たな年を迎える。
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