HAF14 とやまの魅力①

 富山県民生涯学習カレッジ 富山地区センター   '21/10/20

HAF14 とやまの魅力-北前船と富山- 第1回 を開催しました。

 

 

   ・日 時  令和3年10月15日(金) 13:30〜15:30

   ・場 所  県民カレッジ富山地区センター 学習室

   ・テーマ   北前船-越中売薬を支えた日本海の海運業

   ・講 師  富山市郷土博物館

           館長  坂森 幹浩 氏

                            

講座の様子1

売薬業からみた北前船について、富山市郷土博物館所蔵史料などを提示され、お話いただきました。

船の形や海運の歴史から北前船の特徴(北前型弁才船、西廻り航路、商人船主)、東岩瀬の廻船問屋の概要と盛衰、近代の東岩瀬港の改築工事について説明されました。大正11年当時の東岩瀬港の写真から、大きく変化した港の姿を知りました。

宮城家古文書の北前船関係の引札はとても色鮮やかで、当時の隆盛を感じました。

 講座の様子2

富山売薬は、先用後利の商法と製販一体経営という特徴を有し、懸場帳に蓄積された情報を薬づくりにフィードバックするビジネスモデルを構築していたことを学びました。先用後利の商法、看板商品(反魂丹)、地の利(海運など)が、富山売薬の競争力の秘密であったことを知りました。

富山町には売薬商人を中心に関連産業が集積しており、廻船問屋は売薬商人の薬箱輸送と薬種輸送を担う関連産業の一つであったことを学びました。

 講座の様子3

売薬商人は、旅先藩との関係を良好に保つため、利益補償を行っており、薩摩藩に北前船で運んだ昆布を提供していた。一方で、富山売薬は、薩摩が中国から輸入した薬種を得ていたことを学びました。

1838年に能登屋所有の北前船「長者丸」が、東廻り航路で薩摩に昆布を運ぶ途中、三陸沖で遭難した。その漂流事件の顛末について説明されました。史料「春は曙 徒然はなし」からは、漂流者のおかれた厳しい境遇が伝わってきました。

 

 

 

受講者の皆様からは、

「北前船、売薬、長者丸のつながりがわかり、とても良かったです。」
「既に知っていると思う北前船だが、売薬とのつながりを知ることができ、嬉しく、ありがとうございました。新しい発見です。」
「資料が見やすく、わかりやすく、うれしいです。」
「資料を多く提示していただき、わかりやすかった!!」
「パワーポイントが有効に利用され、説明がわかりやすかった。プリントも要点がメモされており、講師の話を補足していて良かった。」

などの感想をいただきました。

 

第2回は、11月26日(金)13:30より富山地区センターで開催します。

演題は、「馬塲はるとその周辺」

講師は、富山近代史研究会 会員 大村 歌子 氏です。

 

 

 

開催施設:県民カレッジ富山地区センター
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