R3_高岡地区教養講座②

 富山県民生涯学習カレッジ 高岡地区センター   '21/05/31

高岡地区教養講座 「新たな出会いと学びを求めて」

第2回を実施しました。 

 

●日 時  令和3年5月28日(金) 14:00〜16:00

●会 場  ウイング・ウイング高岡 503/504研修室 

●内 容  講演「井波別院瑞泉寺と聖徳太子」

●講 師  真宗大谷派妙蓮寺 住職 竹部 俊惠 氏

○瑞泉寺の絵解きとは

・瑞泉寺は明徳元 (1390) 年、本願寺第5代綽如上人によって創立。上人は後小松天皇から寺院建立勧進許状執筆の許可や聖徳太子二歳の尊像、八幅の御絵伝が贈られた。

〇真宗寺院になぜ聖徳太子?

・親鸞聖人は19歳と29歳の時に聖徳太子に夢の中でお出会いになり、南無阿弥陀仏の教えに導いてくださったお釈迦様のような方と慕われた。真宗寺院本堂の内陣(北余間)には聖徳太子十六歳の御絵相がお掛けしてある。 

〇瑞泉寺の「太子伝会」

・300年ほど前(元禄期)に始まった絵解き。弘化4(1847)年には、絵解き専用の御堂「太子堂」が建立された。

・300年近く途切れることなく、毎年7月21日から29日まで「太子伝会」と称して八幅の御絵伝の絵解きが行われている。

○五段階で語られる絵解き

①讃題(最初に、浄土真宗に関わる経典・聖典の言葉) 

②法説(讃題で語ったことの意義)

③比喩(本席でお取次ぎする段)

④因縁(比喩で語った段から真宗の教えに導く)

⑤結勧(絵解きを終える結びの言葉。聖徳太子を讃嘆する)

〇絵解きの実演

「御誕生から二歳まで」(第一幅より)

  

【受講者の感想】   --------------------------------------------------

・実際に瑞泉寺で使われている聖徳太子の絵解きの掛け軸(本物)を持参くださり、充実した講座でした。配布資料も分かりやすくて大変参考になりました。そして何といっても絵解きの実演は素晴らしかったです。

・浄土真宗と聖徳太子との関係、瑞泉寺の歴史など、適切な資料に基づいた分かりやすいお話でした。そして初めて聴いた「絵解き」。私にとって得難い体験となりました。

・これまで講座に参加してきましたが、今回のテーマはなかなか聴くことができない中身の濃い講演でした。ありがとうございました。

・奥深い仏教の教えの一端に触れることができました。子供のころ母とおじに連れられて太子伝に行ったことを思い出しました。その後、一度瑞泉寺に行きましたが、時間がなかったこともあって少し境内を回っただけで、よく見ていません。これを機会にまた参拝したいです。

・太子堂が絵解きのためだけにあることも初めて知りました。このような寺院が近くにあることをうれしく思います。

・7月に開かれる「太子伝会」にぜひ参加してみたいです。そして井波の街もゆっくりと楽しみたいと思います。

 

【次回開催について】--------------------------------------------

○6月25日(金)14:00~16:00 ウイング・ウイング高岡503/504研修室

  演題:佐々成政のさらさら越えについて

  講師:富山大学人文学部 教授 鈴木 景二 氏

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