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No.5-020 弓庄城(弓之庄館) - とやまの城

所在地 | 上市町舘西円場 |
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立地 | 台地、標高55m |
遺構 | 曲輪、土塁、堀、土橋、井戸、建物 |
規模 | 600m×150m |
城主 | 土肥氏 |
時期 | 戦国(16世紀代) |
白岩川中流右岸、河岸段丘上に位置する。土肥氏は、堀江庄の地頭代として堀江に居館を構えた。16世紀初め、白岩川流域に進出して弓庄城を築城。永正17年(1520)長尾為景に敗れ、堀江系土肥氏は衰退するが、後に弓庄系土肥氏は上杉氏に属し、新川郡西部の有力国人となった。
天正6年(1578)上杉氏没後、織田方に属したが、同10年(1582)信長が本能寺で討たれると再び上杉氏に属し、佐々成政と敵対した。佐々氏は二度にわたり弓庄城を攻め、同11年に土肥氏は佐々氏と和睦し、越後へ退去した。この弓庄城攻めの際に付城が、郷田砦と日中砦である。
本城周辺の発掘調査では、堀、建物、井戸、道路、石積・土塁痕跡といった遺構が検出した。
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